嘘をつく人の心理・嘘をつくときに無意識にやってしまう仕草や特徴について

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嘘をつく人の心理は、周りの人にはあまり理解されないかもしれません。でも本意ではなくても偽る時はあるものでしょう。しかし嘘をついたために人間関係や自分の印象が悪くなることも多く、とてもリスクがあることです。

そこで今回は、嘘をつく人の心理について詳しくまとめましたので、信用しづらい相手と接する際に参考にしてみてください。

目次

嘘をつく人の心理について

嘘をつくとしばらく罪悪感があり、心の中で引きずってしまうこともあります。でも人によっては習慣的に偽りの言葉を使ってしまうこともあるようです。ではその理由について詳しくご説明しましょう。

批判されるのが怖い

嘘をつく人は、心理的に他人から批判されたり怒られたりするのがとても嫌いなことが、嘘をついてしまう原動力になっています。子供が親に「イタズラしたのは自分ではない」と偽る場面もありますよね。

正直になると相手を怒らせ、結果的に自分が悪者になるので、そんな状況を避けるために嘘をついて自分を守っています。誰でも失敗や間違いはありますが、真剣に取り組んだのに失敗した場合は素直に認められるもの。

しかしやる気を持たず取り組んだ仕事でミスをした時などは、隠したい思いがあるのでごまかしたくなる傾向があるのです。

承認欲求があるため

嘘をつく人の心理は承認欲求が強いためで、他者から認められないととても不安になるので、見栄を張ってでも自分をよく見せようとします。たとえば面接で、自分の経験にはないことをやったことがあると話す時もあるでしょう。

自分にとって都合がいいので、偽ることはよくあるかもしれません。でもその根底には人に認められたい思いがあるのです。褒められたい人、評価されたい人は、背伸びをして見栄を張ることが実際にあるでしょう。

相手への思いやり

嘘をつく人の心理は相手の気持ちを思っているためです。たとえば彼氏が彼女に内緒で合コンに参加してしまい、残業だったと本当のことを言わない場面もあるでしょう。

正直に合コンに行ったことを話したら彼女が辛くなることがわかっているため、彼女のために嘘をついている状況です。また「この髪型、似合っている?」と恋人に質問されて「素敵だよ」と本音にはないことを言ってしまうのも相手を思っているため。

とても気を遣うタイプで悪気はないのですが、どんどん本音が言いにくい状況にしてしまっています。

警戒心が強い

嘘をつく人の心理になるのは、他人を信用できない不安があるのも理由に。自由にとって悪い方向に進むことに対して、恐れを感じているのです。自分以外は誰も信用できないと思っているため、困った時に他人を頼ることもありません。

表面上はフレンドリーでも、心の中では相手に疑念を抱いている状態。信頼できない中で、偽る自分になろうとするのです。

注目されたいから

嘘をつく人は周囲から注目されたい願望があるため、さまざまな手を使い注目を浴びようとします。たとえば具合が悪いふりをして皆に心配してもらおうとしたり、お金持ちのふりをして憧れの的になったりすることもあるでしょう。

少し大げさな言動が目立ち、頻繁に言葉を偽ることもあります。注目されたいために自分を偽る人は感情的な傾向があり、その場のノリで本当のことを言わずにごまかしたりすることはよくあるでしょう。でも結果としては自分が困り、どうにもならなくなる場面もあるかもしれません。

嘘をつく人がやってしまう仕草

嘘をつくのは心理的なことが関係しているので、とっさに本当のこと言わずに隠してしまい、それを自覚していない人もいるでしょう。怪しいなと思った時は、次の仕草や特徴を参考にして相手の言動を確かめてみてください。

普段の行動パターンを知っておくこと

本当のことを言っているのか見抜くためには、その人の普段の言動を理解しておくことがコツです。嘘をつく時、多くの人は緊張や不安がありいつもとは違った態度になるもの。たとえばいつも口数の少ない人が、本当のことを隠す時はやたらと会話が盛り上がったり話が長くなったりすることもあります。

あからさまな嘘をつかない限り、完全にそれが偽りだと実証する方法はありませんが、普段やらない仕草が目につく時は何か隠しごとをしている可能性があります。

相手の反応に集中している

嘘をつく時は心理的に不安があるので、じっとしていられない人も多いかもしれませんが、逆に相手にバレていないか知るために言葉を偽ることもよくあります。

やたらと相手と視線が合う時や体を向けて話をする時などは、隠しごとをしている可能性があるので注意が必要です。自然な会話ならリラックスしてお茶を飲んだり、スマホをいじったりする余裕があります。

でも偽ろうとするケースではそのことだけを考えているので、他のことをする余裕がないでしょう。

余計な説明が多い

嘘をついているサインは、質問したこと以上に多くの情報を提供してくること。真実なら要点をまとめて伝えるだけですが、偽りの言葉を見破られないためには余計な脚色が必要になるのです。

たとえば「明日は病院に行くから飲み会に行けない」と偽る人もいますよね。しかし「どこの病院に何時までに行く」といった詳細まで伝えてくることがあるでしょう。

場合によってはムキになって説明することもあり、必要でないことまで触れるのは嘘がバレないために予防線を張っているからなのです。

表情が不自然になる

嘘をつく時に無意識にやってしまうのは、作り笑いや苦い顔など、不自然な表情です。自信満々で話していたのに突然黙って困った顔をしたり、話し終わった後ににっこりしたりすることも。

話の内容と表情が一致しないのは、相手を騙しているために心のバランスがとれないからなのです。このため違和感を与えるようなことがあるかもしれません。

自分なりには努力をするので、うまくいくケースもあるでしょう。そして相手が納得してくれるとホッとした表情になる場合は、うまくいったと思って安心しているからなのです。

誠実な自分になる方法とは

本当のことを言えないようなケースもありますが、でも結果としてストレスになり自己嫌悪につながりやすいことです。相手にも自分にも誠実になるためには、これからは次のポイントを意識して生活してみましょう。

否定されてもいいと思うようにする

嘘をつく人は承認欲求が強く、他人から好かれたり評価されたりすることが好きです。しかし今後は勇気を出して、周りの人と話すようにしたいですね。

本当のことを言わずに相手と仲良くなっても、表面的な関係にしかなりません。もし自分に共感してくれない人がいてもいいのです。

誰にでもいい顔をすることは自分の幸福には意味をもたらさないため、素直になり否定されても正直な自分を誇りに思ってくださいね。

客観的に説明する

嘘をついているつもりではなくても、結果的に真実と食い違うことを他人に伝えてしまうことはあります。大げさに話をしやすい人や、自己流の解釈をプラスしてコミュニケーションをとる人は本当のことを言っていないと誤解されやすい一面も。

人間関係が崩れるリスクがある場合、これからは客観的な視点で会話をしてみましょう。

まとめ

嘘をつく人の心理は多岐にわたります。自己保護、承認欲求、思いやり、警戒心、注目欲求など、様々な動機が嘘を生む背景に存在します。

嘘をつく行為自体は、時に人間関係を複雑化させ、信頼を損なうリスクを伴いますが、人はどうしても自分の弱さや不安を隠し、自身をよりよく見せたいという願望からその誘惑に抗えないことがあります。細かな仕草や言動に注目し、嘘を疑うよりも、なぜ嘘をつくに至ったのかを理解し、誠実な関係を築くことが重要です。

この記事が、嘘をつく人との接し方に役立つヒントとなり、誰もが心から自分自身でいられる環境を作る一助となれば幸いです。

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