独占欲が強い彼氏の行動は、最初の頃は愛情表現だと感じられて嬉しいものですよね。しかしそれが当たり前になってくるといつも束縛され、彼氏に考え方までコントロールされている気分になってしまいます。
しかし独占欲が強い彼氏にももちろん素敵なところはたくさんありますので、今回は上手く付き合う方法や、独占欲が強い理由について詳しくご解説していきましょう。
独占欲が強い理由について
独占欲が強い彼氏は、彼女が他の男性と話している様子を見るだけできっとハラハラしているでしょう。なぜ独占欲が強くなるのか、考えられる理由をご紹介します。
プライドを傷つけられたくないから
独占欲が強い人は女性よりも男性のほうが多いといわれていますが、その理由はプライドを傷つけられたくないため。彼女を他の男性にとられる、彼女が他の男性を好きになってしまうという事態は自分のプライドを傷つけるものなので、そうならないよう防衛線を張っているのです。
他人から見下されるのが大嫌い。彼女に対しても同じ感覚になり、自分の気持ちを無視するような言動をとられると機嫌が悪くなり、時には怒りを示してくることもあるでしょう。
独占欲が強い彼氏は彼女を束縛する傾向がありますので、交友関係については全てを知っておかないと不安になります。
自信がないから
独占欲が強い彼氏は自信がないためで、彼女が自分以外の人を好きになってしまうのではないかといつも不安になっています。ただ他の男性を見ただけでも「気がある」と勘違いしてとても不快になる彼氏。
自分が一番でいたいため、彼女と二人だけの世界を作ろうとします。自信がないのは過去に好きな人に振られた経験があったり、信頼した恋人に裏切られたりした辛い思い出があるためかもしれません。大好きな彼女でも完全に信頼していないところがあるのです。
同じだけの愛情を求めているため
独占欲が強い彼氏は彼女のことを四六時中考え、かけがえのない存在になっています。彼女への愛情に嘘はなく、時には無償の愛情を求めてしまうほど強い気持ちになることも。
束縛している感覚はなく、自分が相手を想うのと同じレベルで愛されたいと考えているだけなのです。好きだからずっと一緒にいたいという純粋な気持ちが土台にあり、彼女のこと以外目に入らないため、当たり前のように独占しています。
女性は独占されたいと思っている
独占欲が強い彼氏は深い愛情をアピールしてくれるので、女性も思わず惹かれてしまうはず。お店のスタッフの男性と会話しただけで焼きもちを焼く彼氏の姿は微笑ましく感じることもあり、独占されると深く愛されている感覚になりますよね。
そんな段階にいるカップルは、彼女も決して独占されることを嫌がらず逆に楽しんでしまう場合もあるでしょう。そのような女性の態度を見ると、男性の中には独占することで女性が幸福になると思い込む人もいるかもしれません。
そして言動がエスカレートして、次第に窮屈に感じるようになる女性もいます。
もっと彼女を知りたいから
独占欲が強い彼氏は彼女を「所有物」として見ていることがあり、自分のものについてもっとよく知りたい思いが関係しています。大切な財布やスマホの場所を常に把握しないと不安になるのと同じで、探す手間を省くためにもいつも視野に入れておきたくなります。
彼女に対しても同じ。彼女の行動全て、考えていること全てを把握するために自分の空間に置いておきたいのです。
嫉妬しやすいのはこんな時!
独占欲が強い彼氏に共通するのは「嫉妬」しやすい性格であることで、彼女に近づく全ての男性がライバルに見えてしまいます。決して彼氏を不安にさせるつもりでなくても、次のようなシーンで彼氏は嫉妬していることがよくあります。
憧れの男性芸能人の話をする
芸能人と彼女が恋愛する可能性がほぼゼロであるとはわかっていても、彼女が好きな芸能人にときめく姿はあまり見たいものではないようです。アイドルに焼きもちを焼く、彼女が好きな芸能人が出る番組をあえて観ないなど。
遥か遠くの存在の芸能人ですが、自分以外の男性が彼女を夢中にさせるのは決して許せることではないのです。「ダンスが上手でカッコいいよね」と彼女に言われても、嫉妬しやすい彼氏は不機嫌そうに黙ってしまうでしょう。
元彼の話をする
独占欲が強い彼氏にとって彼女の元彼はとても気になる存在で、彼女の気持ちが未だにその人に向けられていないかとても不安に。「このお店、元彼と来たことがある」と何気なく発言しただけでも彼氏は不機嫌になるでしょう。
元彼のところに戻ってしまうのではないかという不安や、自分が知らない彼女を知っている元彼に対して嫉妬しているため、過去の恋愛の話は一切聞きたくないのです。
独占欲が強い彼氏は彼女の頭の中まで知りたいため、元彼の話題が出るだけで自分の存在が薄れたようでとても不安になります。
男友達と親しくしている
職場の同僚、幼なじみの男性など、嫉妬しやすい彼氏はたとえ「友人」でもあまり話を聞きたがりません。たとえば「○○くんに彼女のことで相談されて…」と彼女に言われる場面。
「人の彼女に恋愛相談をするなんて考えられない」と敵対心を抱く男性もいるでしょう。恋愛感情が一切ない兄妹のような関係の男友達にも嫉妬して、自分が一緒にいない時に会ってほしくないと思っています。
職場が男性ばかりだと、嫉妬しやすい彼氏はとても不安になってしまうでしょう。
彼氏に上手に接する方法
独占欲が強い彼氏は、彼女との関係が壊れることを何よりも不安に思っています。そんな不安を与えないためにも、安心して付き合うには次の方法を意識してみましょう。
隠しごとをしない
独占欲が強い彼氏は、過去の恋愛がトラウマになっている可能性もあり、好きな人でも完全に信頼できない要因があるのかもしれません。そのため不安にさせないよう隠しごとをするのは逆効果なので、なるべく自分の行動はオープンにし、なんでも話せる関係を意識しましょう。
嫉妬されるから言わない…という接し方もありますが、一度疑われると信頼関係は崩壊し、二度と戻らないものになってしまいます。独占欲の強い彼氏に隠しごとはせず、たとえ不機嫌にさせてしまっても全て打ち明けましょう。
たっぷり褒めてあげる
他の男性に彼女をとられてしまう不安がある独占欲の強い彼氏は、自分に自信がないことも関係しています。とてもデリケートな性格なので、傷つきやすいことは念頭に置いておきたいですね。そんな彼氏を安心させるには、よいところをたっぷり褒めてあげましょう。
好きになったところを褒めてあげるのがとても効果的。「いつも守ってくれてありがとう」「センスがいいね」と自信をつけてあげると、心に余裕が生まれて彼女を束縛することが減ってくる可能性もあります。
わかりやすく愛情表現をする
愛情表現が一方通行になるととても不安になる独占欲の強い彼氏。強がっていてもとても打たれ弱いところがありますので、わかりやすく愛情表現をしてあげましょう。
愛されている実感が増すと余計な心配はしなくなり、彼女がずっと自分のものであると安心します。たとえばメッセージの最後にハートの絵文字をつけるだけで、彼氏は喜んでくれるはずです。
不安を感じるのは彼女の気持ちが完全に掴めないことが関係していますので、他の人には興味がなく、彼氏が一番だとわかるような愛情表現が好ましいですね。
まとめ
独占欲の強い彼氏は、エスカレートすると彼女の行動全てを把握して過度な束縛をしてくる可能性があります。常に彼氏の視線を気にしながら生活するのはとても苦痛と考えられますので、そうならないためにも彼氏の立場になって考えてあげることも大切かもしれません。