恋愛は見た目が大事で、可愛らしい人やカッコいい人のほうがメリットは多いと思ってしまうのは仕方ないかもしれません。しかし本当は見た目よりも中身が重要。
人を好きになる時、自分好みの人に惹かれることはあっても最終的に性格や価値観で判断したほうが幸福になれる可能性が高いでしょう。そこで今回は「恋愛は見た目が大事」という考え方に左右されない自分になるための方法を詳しくご紹介していきましょう。
恋愛は見た目よりも中身が大切な理由
恋愛相手を探す時、どうしても相手の外見が気になるのは自然なことです。好きになる人はどこか雰囲気が似ているということがよくあるように、無意識に自分が惹かれてしまうルックスはありますよね。
しかし恋愛は見た目が大事なのではなく、本当は中身が大切な理由をご紹介しましょう。
見た目は変わるものだから
恋愛は見た目が大事だと思うのは完全に否定はできないことですが、外見が全てになってしまうと後悔することはあるかもしれません。なぜなら人の外見は変わるもので、年齢と共に老いてしまうと昔のような輝きはなくなりますし、表情によって雰囲気が変わることはよくあります。
「美人は三日で飽きる」という言葉は、完璧な美しさがあっても中身がない人は三日で飽きられてしまうという意味。初対面でドキッとした相手も、その刺激は一生続くものではなく、中身が伴っていないと脆い関係になってしまうのです。
ギャップを感じてしまうため
恋愛において見た目より大事なのはその人の性格や考え方。人を好きになる時に外見に多少影響されても、最終的に中身が自分の求めるものと違う人では上手くいきません。
たとえば自分好みの優しい目つきの人を好きになった時、外見の延長で無意識に相手の中身を想像してしまうことはよくありますよね。考えていることや心の中は表情に出るものですが、逆に表情と性格にギャップがあることも考えられるのです。
優しい目つきの人なのに他人の悪口ばかり言ったり、ネガティブな発言が多かったり。そのようなギャップがあると途端に気持ちが冷めて、幸福な恋愛ができなくなる可能性はあります。
類は友を呼ぶため
外見重視で性格はどうでもいいという考え方は、結果的に「類は友を呼ぶ」現象になり、同じ価値観の人が集まるようになります。恋愛は見た目が大事だと思っている人は、恋愛相手にも自分にもあるレベル以上の見た目を要求しているでしょう。
自分を素敵に変えていくのは素晴らしいことですが、外見だけにこだわってしまうのは人のよさを100%理解できない原因に。見た目がいい人は周囲から注目される存在であることは間違いありませんが、それだけで必ずしも幸福になれるとは限りません。
自分の考え方に共感してくれる人がいるからこそ、お互いにもっと成長できるもの。表面的なことを優先する人同士が付き合うと、相手の考えていることがわからないという結果を生みかねないでしょう。
コンプレックスに気づかないため
恋愛は見た目が大事だと思ってしまうのは、実は自分のコンプレックスが関係している可能性があります。外見にこだわる人は自分の悪いところばかり発見してしまい、自己肯定ができないため。
そんな感覚があると、人を好きになってもいつも評価を気にしてストレスを溜めてしまうかもしれません。また見た目が大事だと思うのは、他人の視線を気にしすぎているためでもあるでしょう。
連れて歩く恋人が素敵なほうが皆が憧れる、注目されるという思いがあり、それにより特別な立場にいたいと考えます。しかし二人きりになった時、周囲の視線は一切関係なく見た目よりも中身のほうがとても重要になるのです。
見た目は恋愛に影響する？
恋愛は見た目が大事という考え方も決して間違いではありません。しかしこだわりすぎないためにも、なぜ見た目が大切なのか、気になる理由をご紹介していきましょう。
第一印象がよくなる
恋愛で見た目が大事といわれる理由のひとつに、第一印象が有利になることが挙げられます。相手を判断する時に外見的なものを材料にすることが多いように、自分のタイプなら会話も弾み相手に興味を持ちやすくなります。
恋愛に進展するには性格がどれほどよくても、最初のきっかけがないと次には進みません。外見はそのための役割を果たすもので、恋愛相手を見つける時や逆に自分が好かれるために、見た目は重要な要素になるという考え方は間違いではないのです。
性格が反映される
見た目が抜群にいいか悪いよりも、好感を持つルックスの人ならとても居心地よくコミュケーションがとれますよね。性格がずば抜けていい人でも、いつも意地悪な表情をしていると周囲の人はあまり近づいてこないかもしれません。
必ずしも外見と中身が一致するとは言い切れませんが、性格が表情に出るというのは一般的な考え方なのは確か。皆が振り返る部類のルックスでなくても、優しい表情や温厚な視線の人なら他人は近づいてくるものなのです。
人間関係が広がる
恋愛で見た目が大事な理由は交友関係が広がりやすくなることで、恋愛相手を探している人なら出会いの確率もアップするかもしれません。人間は見た目がいいものに対して、それ以外の部分でもポジティブに評価する傾向があります。
「高級車＝カッコいい」と思うのと同じで、外見に伴う魅力があるだろうと無意識に影響されています。恋愛で見た目が大事なのはそのような有利な点があるためで、異性だけでなく同性の友人が増えたり、ビジネスで得したりするようなメリットも多少はあるでしょう。
人の中身を重視するためにやること
恋愛は見た目以外にも大事なことは色々とあり、性格や価値観、大切にしていることなどに共感できない相手とはよい恋愛関係が築けないかもしれません。では見た目にこだわりすぎる人がもっと中身を重視するためには、次のポイントを意識してみましょう。
苦手な人にも興味を持つ
外見はごまかしが利くものですが、中身をごまかすことはできません。たとえ自分が好きな外見の人でなくても、相性が抜群にいい人の可能性もありますので、チャンスを逃さないためには苦手な人にも興味を持ってみましょう。
第一印象は先入観になるものなので、少しでも違和感がある相手だと気持ちも離れてしまいます。しかしそんな時に見た目だけではなく中身を知るまでとことん相手に接すること。
意外な部分を発見するとさらに興味が湧き、次第に特別な感情を持つこともあるかもしれません。
笑顔で判断する
人の中身を判断するのは決して簡単なことではありませんが、恋愛対象になるかどうかは「笑顔」で判断することも可能です。笑顔はその人の中身をアピールするもの。とても魅力的に見え、幸福な表情で相手も癒されます。
笑顔が素敵だと感じる人に対しては、自分の中で動かしがたい思いがあるからなのです。逆に容姿が整っている人でも笑顔がどことなく冷たい、視線が怖いことも。相手の笑顔を見て自然と自分も笑顔になれる人なら、きっと中身も素晴らしいと考えられます。
自分のための外見磨きをする
恋愛で見た目が大事なのは結果ではなく、それまでのプロセスが評価されるべきポイントです。異性に好かれるために外見を磨くのではなく、自分を肯定するための自分磨きは中身を磨くのと同じくらい大切。
苦手なところを克服し、もっと輝くための外見磨きは恋愛に欠かせないテクニックになるでしょう。
まとめ
恋愛は見た目が大事とこだわっている人は、もっと他者とコミュニケーションをとる機会を増やしてみてください。会話でわかる人の考え方や性格は、恋愛相手になるかどうかの判断材料でもありますので、相手の中身を知るほどもっと心の距離も近づいていくはずです。
